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aalto vaseのある暮らし

更新日:2022年5月2日

名作、と言われるものはこの世界にごまんとありますが、なぜそれは名作と言われるのだろう、と考えることがあります。理由は様々ですが、わたしたちはアルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)がデザインした、フラワーベースについて考えた時、これはまさしく普遍的なデザインゆえの名作ではないか、と感じました。


普遍的なデザインとは、いつの時代も受け継がれるように愛されているもの。さまざまな人に、時代の流行に左右されずに使い続けられてきたもの。このフラワーベースは、まさしくそのような普遍性を感じさせるものでした。


有機的なフォルムは、花を生けなくてもベースのみ飾るだけで美しく、ガラスならではの繊細な印象が、周りの空気に緊張感をもたらせてくれます。見たことのある特徴的なフォルムではありますが、どんなインテリアにも馴染むバランス感覚カラーや、サイズが数種類用意されているのも、その人それぞれの暮らしに合うような存在でありたいから、でしょうか。


フラワーベースとして使った時には、湾曲したガラスに花が映り込み、なんとも言えない神秘的な印象も醸し出し、フラワーベースだけで置いた時と全く異なる表情をみせてくれます。

また、花を生けるだけではなく、小物を入れるなど、自分のお気に入りのスペースとして使うことも良いでしょう。例えば、まいにち忘れてはいけない、家の鍵を入れておいたり、デスクにステーショナリー入れとして使うことも出来ます。

使う人たちが自分自身で、新しい使い方を発見していく、そんな付加価値がついていく、素晴らしいプロダクトであることを改めて実感しました。


そう考えると、わたしたちは無意識に、名称に縛られて生きているために、窮屈な暮らしをしてしまっているのかもしれません。フラワーベースという名前が付いているからと言って、必ずしも花を生ける必要はない。その人それぞれが、こうだと思った使い方をしてみる、そんな実験的なことを繰り返すうちに、モノへの愛着が生まれてくるというもの。身の回りのモノに付いている名前から解き放たれたときに、わたしたちは本当の豊かな暮らしを手にすることができるのかもしれません。

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