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資産としてヴィンテージ家具を所有するということ

長年の時を経て、名デザイナーが残した作品とも言えるヴィンテージ家具。実は新品のものより、ずっと価値が高いものも少なくありません。


家具は生活のための道具。道具というと、新品の方が良いような気もしてしまいますが、家具の場合は、初期のモデルのものほど価値が高くなることもあります。

現代の機械化された技術では再現しきれない技巧、今では材料の高騰で使用することが難しい最高品質の木材・・。現代ではより安価に、効率的にものづくりができるようになった反面、当時実現できていた職人の技巧を再現する術は少なくなりつつあります。


デザインの「元祖」というヴィンテージならではの特徴から、コレクターの間で高値で取引されることもありますが、ヴィンテージ家具の本当に価値は見かけのデザインや、どこのブランドなのかというクレジットだけでは測れないものがあると思っています。


ヴィンテージ家具には、当時の暮らしや文化を伝える役割、現代まで残されてきた有用性のある道具としての価値、当時生きたデザイナー、職人の手技を後世に残していけること。そうした付加価値がある、いわば資産のようなものです。


だからこそ、本当の価値があるものは年々値段は高騰しており、購入した時の価格が10年後には数十倍ということもあり得るのです。


家具は何年、何十年と連れ添う相棒のような存在。生活のどこか一部に、次の世代へ受け継ぐことができるようなヴィンテージ家具があるだけで、暮らしそのものが意義深いものになると思います。





デンマーク人デザイナー、ハンス・J・ウェグナー1950年デザインドルフィンチェア


現行では製造されていない名作を発掘できることもヴィンテージ家具の楽しみ方の一つです。構造が意匠となることを体現したウェグナーのデザイン。折りたたみができるような構造のこちらのチェアは、アームと後ろ脚が一続きになっており、構造的に保つよう設計されているだけでなく、流れるような美しさを感じます。


家具は暮らしを豊かにするための道具。そのことだけを徹底的につきつめたデザインの宝庫がヴィンテージ家具だと思っています。

ぜひ暮らしの中に、あなただけのとっておきの名作を取り入れてみませんか。


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