木製の家具にはさまざまな仕上げ方法があります。
その中でも、家庭で使用するのにおすすめの仕上げはソープ仕上げです。
薄い石鹸水で塗膜を貼ったソープ仕上げですが、なぜおすすめなのか解説します。
家庭用家具で、ソープ仕上げおすすめな理由は、「汚れが簡単に落とせる」という点です。
家庭で使う家具は、さまざまな汚れのリスクを抱えています。
食卓で使うものならなおさら。うっかり食べこぼしをしてしまったり、椅子やテーブルの脚はホコリなどで知らず知らずのうちに汚れて黒ずんでしまっていることも。
ようやく買ったお気に入りの家具。せっかくなら、大事に長く使いたいですよね。
ソープ仕上げの家具ならば、ご家庭で簡単にそうした汚れを落とすことができるんです。
やり方はいたって簡単。ホームセンターやドラッグストアで販売されている、固形石鹸を水に溶かし、石鹸水を作ります。それを、スポンジにとって、木目に沿って洗っていくだけ。
食器を洗う要領で洗ってください。屋内で洗う場合は、下にペットシーツを引くと床が濡れずに済みます。
汚れが落ちたら、水をつけたきれいなスポンジで再度洗い、硬く絞ったクロスで拭きあげるだけ。
石鹸は着色がされておらず、無香料のものが良いです。シャボン玉石鹸が手軽に買えておすすめです。
石鹸を溶かすときは、そのままだとなかなか水に溶けないので、カッターで薄くスライスしてから水に溶かします。
そして、水が乳白色になるまで様子を見ながら濃度を調整していくと、上手くいきます。
大抵の家庭でつく汚れはこれで落ちますし、時間が経っていなければ醤油シミなども、石鹸で洗う→きれいな水で洗うを何度か繰り返すと次第にきれいになります。
ソープ仕上げは日本で販売されている家具だと、カールハンセン&サンの家具が有名です。
ソープ仕上げの家具は、お手入れが手軽に家庭でできると言う面から、長く愛着をもって使うことができるので、とてもおすすめです。
家具選びで迷ったら、お手入れのしやすさで選んでみてもいいかもしれません。
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