インテリアのアクセントに欠かせないラグ。たくさん種類がありすぎて、どれが良いのか選べない、、そんな経験はありませんか?
ラグと言っても、1万円以内で買えるものから、10万円、100万円単位のものも存在しています。数百万円のものを購入することはなかなか難しいですが、実は値段が安いラグには罠があります・・・!
今回は、ラグの価格による質の違い、失敗しないラグ選びのポイントをお伝えします。
1.失敗しないラグ選び①価格の違いは天然素材と製法
2.失敗しないラグ選び②素材に迷ったらウールを選ぶ
1.失敗しないラグ選び①価格の違いは天然素材と製法
ラグの価格差に影響するのは大きく分けて2つあります。
①素材
②製法
①素材について
天然素材を使っているものは価格が高くなる傾向にあります。天然素材とは、ウールや麻のこと。安価なラグはポリエステルなどの化学繊維が入っている場合が多いです。100%天然素材のラグと、化学繊維のラグを比べてみると、踏み心地の違いに驚きます。
天然素材はふっくらと弾力があり、ホテルのような特別感を演出します。また、天然素材はツヤ感があり高級感がある上に、素足でも快適に過ごすことができます。
また、天然素材はかなり丈夫で、古来の遊牧民が代々ラグを受け継いでいるように、何十年と使い続けることができます。
②製法について
価格に大きく影響をするのは機械織りか、手織りかという違いです。手織りラグは、ペルシャ絨毯や段通といわれる、糸を一本一本職人の手で紡ぎ一枚のラグに仕立てるものです。
手仕事ならではの繊細な表現ができ、一種の芸術品のような存在感があります。
一方、一般的に流通しているラグの多くは機械織りです。
しかし、機械織りの中でも、ハンドタフティングという機械と使って一枚ずつ職人が作る、半手作業のようなラグもあり、こちらは比較的価格は高くなります。
機械織りのラグで、1平米1万円前後〜のものは、裏面の仕上げもしっかりとしているので機械織りといっても十分な耐久性があります。
2.失敗しないラグ選び②素材に迷ったらウールを選ぶ
ラグの素材選びで迷ったら、ウールを選びましょう!
理由としては、3つあります。
①汚れにくいのでお手入れが楽
②一年中快適な温度を保つ
③鮮やかな色、豊富なデザインバリエーション
天然のウールは、うっすらと動物の毛ならではの油分がついているので、汚れが付着しにくい効果があります。汚れが気になったら、かるく掃除機をかけるだけでOKなので、とてもお手入れが楽です。
また、ウールは夏は暑苦しそうなイメージがありますが、実は年中20度程度を保つ機能があるので、一年中快適に過ごすことができます。
そして、ウールの魅力は染色性。化学繊維と比べ鮮やかな色が出るので、複雑な色表現が可能です。そのため、お部屋のイメージに合ったラグを選ぶことができます。
いかがでしたでしょうか。ラグ選びは基本のポイントをおさえれば難しいことはありません。
ぜひ本記事を参考に、あなたのお部屋に合うラグを選んでみてください。
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お部屋を一新したいけれど、考える時間がない、そんな方におすすめです。
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