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唯一のものを取り入れる(トライバルラグの話)

更新日:2022年5月2日

豊かな暮らし、とはよく言ったものの、一体それはどんな暮らしなんだろう、と考えることがあります。

わたしたちが考える、豊かな暮らしとは、身近なものに愛着を持つことではないかと思っています。例えば、それは、世界で唯一のもの取り入れてみる。珍しい骨董のものである必要はなく、ハンドメイドのお皿や、雑貨、自分で育てている植物なんかも、同じものが一つとないもの。

そういったものが少しでも暮らしの中にあることで、自分だけの愛着が湧き、いつしか生活そのものが愛おしく思えるものです。いつもより丁寧に料理を作ってみようとか、新しい趣味を見つけてみようとか、友達に手紙を書いてみようとか。普段は気に留めてなかったようなことに、気がつけるようになること。それが、豊かな暮らしだと思っています。


今回は、トライバルラグの話。トライバル、という名の通り、イランなど中東地域に住む部族が手作りをしているラグのこと。一つ一つ絵柄に個性があり、その技術は、家族で代々お母さんから娘へと受け継がれると言います。



カラフルな色彩が多いのは、一面の砂漠地帯の中で、少しでも暮らしに彩りを添えたいから、とも言われています。また、彼らは遊牧民としてテントで移動しながら生活をしている方も多いためか、ラグのサイズも比較的持ち運びしやすいものも多く、そしてなにより丈夫。裏打ちがしっかりされているので、室内のマットとしてだけでなく、キャンプなどに持っていき、テントで遊牧民の気分に浸るのも良さそうな気がします。

家族が一つ一つ手作りをしているものが、日本に渡り、そして自分の暮らしの中にある。よく考えると、なんだか不思議な気持ちになりますね。家の中で、世界と繋がっている感覚のようです。唯一のものがある暮らしは、何気ない日常を鮮やかにしてくれるものだと思います。



それではまた。

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