現代の住宅では、リビングとダイニングが兼用スペースになっていることが非常に多いかと思います。
そのような、リビングダイニングスペースのインテリアは、2つの機能が求められます。「くつろぎの場」と「もてなしの場」です。2つの、一見相反するような機能をどのように作ったらよいのか、今回はその手法について解説します。
ポイントは、家具の配置とセレクトです。
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本記事の内容
1.リビングダイニングのインテリア｜家具の配置でくつろぎ空間
2.リビングダイニング のインテリア ｜家具の選び方でもてなし空間
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1.リビングダイニングのインテリア｜家具の配置でくつろぎ空間
リビングダイニングの空間を作る上で大切なポイントは「家具の配置」です。「何をするか」という機能によって、家具の配置を工夫して空間を仕切ることが大切です。
「食事をする」機能をもつダイニングテーブルは、例えば窓際や、キッチンカウンターの横に配置します。そうすることで、調理をするキッチンとの導線がつなが綱がり、使いやすさにもつながります。また、窓際に配置することで光が取り入れられ、料理を美味しそうにみせられます。
「くつろぐ」機能を持つリビングは、ソファやオープンシェルフを使って空間を仕切ります。お部屋の広さがコンパクトな場合は、間仕切りにソファやシェルフを使うと圧迫感が出るので、リビングスペースにラグを敷いて視覚的に区切るのもおすすめです。
2.リビングダイニング のインテリア ｜家具の選び方でもてなし空間
もてなし空間の演出には、家具やインテリアアクセサリーの選び方が大切です。特に、下記のアイテムにこだわると、もてなし空間を演出することができます。
【 椅子 】
どんな椅子を選ぶかによって、その空間の用途が変わります。ゆったりした食事や団らんを演出したい場合は、アーム付きの座面が広い椅子を選びましょう。ダイニングテーブルも多用途な時代なので、長時間座っても疲れにくい椅子にすることで、ダイニングで読書や仕事、勉強をすることもできます。
遊び心としてバラバラのデザインの椅子を選ぶことも楽しいですが、その場合は全体の色のトーンや素材、テイストを揃えるとまとまりやすくなります。
【 照明 】
照明器具は空間を仕切ることにも有効です。ダイニングはお客様をもてなしたり、楽しい団らんの場になる場所なので、華やかなデザインのペンダントライトを選んでみましょう。
シェードサイズはテーブルの天板の3/1サイズが適切とされているので、小さい照明であれば複数吊り下げます。
また、食事中にお互いの顔が見えやすいように、吊り下げ高さに注意し、テーブル上が影にならないようにします。
対してくつろぎのリビングスペースは、フロアライトやスタンドライトをいくつか使用し、室内の複数箇所に光を分散させることでムードを作ることができます。
住宅の顔となるリビングダイニングを、くつろぎともてなしの空間に演出することで、暮らし方も豊かなものに変わっていきます。インテリアはお部屋の様相を変えるだけではなく、住み心地の良さにもつながりますので、ぜひお試ししてみてください。
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