こんにちは。当サイトでライフスタイルに応じたインテリアを提案しております、MAIです。
お部屋の印象を変えるなら照明器具を変えるのが一番です。素敵な空間には、やはり美しい照明があります。
ですが、実際に自分の家に置く照明ともなると、どれを選んだら良いのか悩みますよね。
お店やショールームに行っても、自分のお部屋に置いた時のイメージが湧かない・・そんなお悩みもあるのではないでしょうか。
今回は、そんな悩みの種でもある照明器具の選び方のポイントをお伝えします。本記事を参考にいただければ、きっと思い描く空間をつくる照明器具に出会えるはずです。
照明器具の選び方 本記事の目次
1.照明器具の選び方①シェードの形で光量、光の向きが変わる
2.照明器具の選び方②照明器具はシーンと目的ごとに揃える
1.照明器具の選び方①シェードの形で光量、光の向きが変わる
照明器具を選ぶときの、最も重要なポイントは「シェード」です。照明器具の「傘」にあたる部分のことです。照明器具というのは、このシェードのデザインによって、光の量や方向をコントロールしています。
つまり、例えば同じ60Wの電球を入れた照明器具でも、シェードのデザインが異なると、片方は暗く感じたりすることもあります。
したがって、照明器具を選ぶ時には必ずシェードのデザインに着目してほしいのですが、その時に「光が漏れる箇所はどこか」「シェードの材質は何か」を意識すると良いでしょう。
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たとえば、ペンダントライトで比較してみます。
どちらもlouis poulsenというデンマークの照明メーカーの照明器具です。
①PH5
見たことのある方も多いと思われる名作照明です。こちらのシェードは、アンチグレアといって、どこから見ても眩しさを感じさせないよう、光源が見えないシェードの角度になっています。
また、折り重なったシェードが光を反射することで、適度に器具の下方に光を拡散させます。上部にも若干光が漏れますが、主に下部に光が出るので、テーブルの上は明るく、周囲ははっきりとした影ができます。
さらに、シェードの材質は一部限定品を除き、通常はアルミでできているため、光を透過せず、よりくっきりとした光を出します。
②ラジオハウスペンダント
こちらはデンマークにある名建築のためにデザインされた照明です。こちらのシェードは、先ほどのPH5と異なり、電球を包み込むように乳白色のガラスで覆われています。
また、直接的な光は下部のみとなりますが、ガラスシェードが内部の電球の光をほどよく透過するので、空間全体をおだやかに照らします。
したがって、PH5がドラマチックな、はっきりと対照物を照らす照明に対して、ラジオハウスは空間全体を照らすという特徴があります。
このように、シェードのデザインは単なる飾りではなく、どんなふうに空間を演出するか、そのためにデザインされていることがわかります。
なので、照明器具を選ぶときに最も重要なポイントは「シェードのデザイン」と「シェードの材質」なのです。
2.照明器具の選び方②照明器具はシーンと目的ごとに揃える
照明器具を選ぶときに、次に大切なポイントは、1台で空間全体の灯りを補おうとしないことです。先ほどお伝えしたように、照明器具にはデザインによって光の量、光が出る向きが異なるので、照明器具一台だけの場合は生活のシーンによっては暗すぎたり、逆に眩しすぎたりすることがあるのです。
悪い例として、天井に設置するシーリングライトだけを設置するパターンです。シーリングライト自体は便利で比較的安価なのですが、光が均一に分散されるので、お部屋の印象が単調になってしまいます。
最近では調光式や調色式もありますが、やはりぼやけた印象になるだけでなく、液晶ディスプレイに反射してしまい眼精疲労の原因になったり、角度によっては手元に影ができて本が読みにくい、などの弊害が起きることもあります。
したがって、生活のシーンに応じて必要な場所に、必要な照明器具を設置することが大切です。例えば、リビングダイニングであれば、下記のようにシーン別で必要な照明が思い浮かびます。
・ダイニングテーブルの上・テーブルを明るく照らす:ペンダントライト
・ソファセットの上・テレビが見えやすいよう空間を照らす:ダウンライト
・空間の隅を照らし、影をあえて作ることでラグジュアリーな空間をつくる:フロアライト
・子供の勉強や読書時に:ポータブルのデスクライト
このように、一部屋にいくつもの目的、シーンに応じて適した照明器具を配置することで、お部屋をおしゃれに演出するだけでなく、何よりストレスのない生活をすることにつながります。
照明器具は、生活の課題を解決してくれる素晴らしい道具。だからこそ、自身のライフスタイルと向き合い、必要な照明器具を必要な場所に設置するようにしてみましょう。
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